今日は暖かくて良い天気でしたね。

最近は唾液測定の記事を書くことが多いですので、唾液測定について説明したいと思います。
2017年に月刊「玉響」で書いた記事「農園便り」をご紹介したいと思います。



■ スーパーの野菜を食べたら身体が酸化されてしまったのはなぜ?

2017年日本弥栄の会の会員さんから、唾液で身体の酸化・還元の状態を測定できる装置があることを教えていただきました。唾液で人体の酸化・還元状態が判定できるとは思ってもいませんでしたが、まずは試してみることにしました。

2017年3月11日(土)にスター農園応援隊のメンバーの方々と、NPO法人日本ORP測定検証協会さんにお願いして、市販の野菜とスター農園の野菜の酸化還元電位値を測定してもらいました。

どのように測定するかといいますと、対象の食材を食べる前と食べた後に、唾液の酸化還元電位値を測るのです。大きめのめん棒を舌の上に10秒くらい乗せておき、それを測定機で測ります。数値が上昇すると酸化された状態を示し、減少すると還元されたことになるそうです。

最初に各人の現在の体調を測定しておきます。7名で測定を行いましたが、それぞれ22、22、17、15、-3、36、-13mV(ミリボルト)という結果でした。-13mVの方が、一番体調が良いことが分かります。

スーパーで購入した小松菜を食べたK.Oさんは数値が23mV上昇しました。このことからスーパーの小松菜を食したことで、身体が酸化状態になってしまったということが分かりました。農薬や化学肥料、除草剤などが悪影響を及ぼしているのではないかと思われます。

同じくスーパーの人参を食べたM.Kさんは75mV、白菜のS.Kさんは23mV、キャベツのY.Oさんは45MVも数値が上昇しました。身体が酸化されたことを示しています。

スーパーの野菜は農薬と化学肥料を使って栽培されたとはいえ、野菜なのですこしは良い数値が出るだろうと予想していましたが、結果は逆でした。見た目にはきれいなスーパーの野菜ですが、身体をかなり酸化させてしまうことが数値で確認されました。

その後スター農園の無農薬・無化学肥料・無畜産肥料で栽培された小松菜と人参、白菜、キャベツを食べてもらったところ、それぞれ84、81、55、45mVも数値が下がりました。数値が下がったということは、身体が還元されたということを表わしているそうです。

無農薬ニンニクやショウガ、緑茶などの還元力の強いスーパーフードと同じくらいの還元力がスター野菜にはあると、NPO法人日本ORP測定検証協会の大友理事長が驚いていました。

また、スター農園の野菜を主原料として製造された『菜チュラル スター』もスター農園の野菜と同じくらいの還元力があることも測定されました。

今まで農薬野菜と無農薬野菜の違いを可視化することはできませんでしたが、このように数値で表わされてしまうと、まったく別の食品であることが分かります。

市販の野菜を食べるときは、魂導エネルギー転写の塩「大地」「宇宙」を少し振りかけると、ある程度無毒化されるので、試してみるのもよいと思います。

■ 97歳の現役医師が考案した唾液測定装置

 この唾液測定機は、横浜市にある内科・小児科「岡澤クリニック」院長である岡澤美江子医師の構想を元に、NPO法人日本ORP測定検証協会の理事長である大友慶孝氏が開発されたものです。

 岡澤先生は、1944年に現東邦大学医学部の生化学研究室に入り、薬理作用の臨床研究をされていました。薬を飲んだ際に、体内に起こる服用の経時変化と効果の実験をされていたそうです。その実験を続ける中で、唾液測定が体内の状態を知るために有効な手段であるとの手がかりを得たとのことです。

 その後約8,000人の唾液を調査・研究することにより、現在の唾液測定機の開発につながっていったそうです。

 この唾液測定機は、厚生労働省に認可された唯一の医療機器であり、特許も取得しています。

 岡澤先生は現在97歳ですが、今も現役で院長をされています。今までに診察した人は、数十万人とのことです。

 常々、無農薬のスター農園の野菜やサプリメントの実力を調べたいと考えていましたが、ようやく信頼できる検査方法に巡り合うことができました。見た目は同じ野菜やサプリメントでも、内容は全く違うことが可視化される世の中になりました。面白いですね。