私は大学時代に学内で伝道され、キリスト教に入信しました。
キリスト教では、アダムの犯した罪が全人類に及んでいるといっています。神はエデンの園にアダムとイヴを置き、あらゆるものを食べて良いと命じたが、「善悪の知識の木の実」だけは「採って食べると死ぬであろう」として食べることを禁じました(創世記2章15節 – 17節)。しかし蛇にそそのかされたイヴが「善悪の知識の木の実」を食べ、イヴに勧められたアダムも食べました(創世記3章1節 – 7節)。これが人類の原罪になってしまったといわれています。
聖書ではリンゴに例えられる「善悪の知識の木の実」を食べたことが、人間の原罪であるといっています。
昨年横田先生の著書を拝読し、リンゴを食べて善悪を知ったことで、人間は集合的社会的無意識で動くようになってしまったのだろうと勝手に考えていました。
ところが昨年の1月の魂導密法修法会で横田先生が話された内容ですと、アダムとイヴが自分たちは創造者であることに気付いて、エデンの園を出ていったとのことでした。なるほど、真相はそういうことか、と膝を打ちました。
キリスト教ではイヴをそそのかした蛇は悪であり、サタンとも言われています。サタンである蛇はルシファー(ルーシェル)といわれる天使長です(他にガブリエル、ミカエルがいます)。
先週ベランダで星を眺めていたところ、そういえばルシファーは明けの明星といわれていたことを思い出しました。つまり金星です。金星といえば、サナートクマラだなと思いました。まさかルーシェルがサナートクマラと関係があるはずはないなと思いながら、ネットで検索してみたところ、以下のサイトを見つけました。
<虹の向こうに>
『金星と言えば、サナートクマラ。(サンスクリットで、「永遠の若人」の意味)
サナートクマラは、ヒンズー教の神話で、ブラフマーから生まれた四人のクマラ(息子)の一人です。日本神話では、スサノオ。西洋では、ルシファーであると言われています。』
ビックリしました。このサイトではサナートクマラがルシファーだと言っています。そうだとすると、アダムとイヴに対して「人間は創造者だ」と教えたのは、サナートクマラだったことになります。サナートクマラは義経だけでなく、人類始祖のアダムとイヴも指導していたのです。
さらに驚いたことに、サナートクマラはスサノオであるとのことです。日月神示ではスサノオは国常立尊であるといっています。そこで、スサノオと国常立尊で検索してみると、以下のサイトがヒットしました。
<魂の覚せい剤「ルシファーの錬金術」>
ルシファーとは艮の金神(うしとらのこんじん)です。艮の金神の正体は、龍神の総大将である国常立尊であり、スサノオでもあります。
つまり、サナートクマラ=ルシファー=艮の金神=スサノオ=国常立尊 となります。
出口王仁三郎や出口なおも国常立尊に導かれ大本教の経典を作ったといわれています。
このように考えると、義経を鞍馬寺で指導したのは、スサノオであり国常立尊であるということになります。
日月神示は、国常立尊(スサノオ)が赤城龍神を介して岡本天明に書かせた書だと言われています(最高神は直接人間にかかれないため、人間に近い赤城龍神を介して岡本天明に書かせたといわれています)。
日月神示の第一人者は中矢伸一先生ですので、2月に横田先生が中矢先生と対談をされた理由はこれだったのかと納得しました。
仏教においては、ルシファーのような位置づけの存在を波旬(はじゅん)といいます。改心してからは、孔雀明王になりました。
こちらについてはまた改めて述べたいと思います。