<yahooニュースより>
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米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、政策金利を0・75%引き上げると決めた。0・75%の大幅利上げは1994年11月以来、27年7カ月ぶり。約40年ぶりの記録的な物価上昇(インフレ)を抑制するため、上げ幅を従来の3倍にした。3会合連続の利上げで、政策金利の誘導目標は1・5~1・75%となる。 パウエル議長は会合後の記者会見で「驚くべきことに(前回会合から)インフレ率が再び上振れた。こうした動きに対応するため、大幅な利上げは正当化されると判断した」と述べ、前回会合後に示唆した0・5%を上回る利上げに理解を求めた。0・75%の上げ幅について「異例の大きさで、これが一般的になるとは考えていない」と指摘しつつ、「次回の会合では0・5%または0・75%の利上げの可能性が高い」と大幅な利上げを続ける考えを示した。 同日FRBが公表した2022年末の政策金利見通しは3・4%で、3月会合時点の見通し(1・9%)から大幅に引き上げた。年内の残る4回の会合でも急ピッチで利上げを続ける方向だ。23年末の政策金利見通しは3・8%とした。
<転載終わり>
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アメリカでは40年ぶりの物価高だそうです。
世界的にインフレが悪化し、金利が上がって株や債券の相場が下落しています。
その対応として米連銀(FRB)が0.75%の利上げをするそうです。
インフレを抑えるために金利を上げるということですが、
そもそもインフレの原因は通貨政策でなく、流通網の詰まりや対露制裁なので、
利上げとQT(緊縮策)をやってもインフレはおさまらないといえます。
欧米の市民生活はインフレと物不足、食糧難がひどくなります。
ウクライナをめぐる米露対立は来年にかけてずっと続くので、石油ガス穀物など資源類が
世界的に高騰・不足し続けるといえます。
インフラの不備もひどくなって、アメリカでは今年の夏、大規模な停電が予測されています。
今年の夏は世界的に「飢餓の夏」になると言われています。
日本では日銀がQEの緩和策を続けていて、FRBが利上げとQTを加速
している米国との乖離が広がり、円安が加速しています。
ただ円安も来年には解消されると思います。